8月はありえないくらい大慌てな日々だった。
とは言っても、世に言うブラック企業とかに比べたら全然楽だったとは思うが、そんなのは知らない。人には人のキャパシティ、人には人の地獄がある。
あんまり詳細は語れないが、社内の小さな新規案件のリーダーという立場になった。それと同時に、社内のまったく別の仕事のリーダーをずっと続けている。
で、このやることが全然違う二つの仕事が8月は同時進行になっていた。
仕事Aを進めながら適宜仕事Bの対応を進めるような状態で、逆亀田興毅と言っても過言ではないほど集中力がない俺にとっては本当に大変なマルチタスクだった。
仕事Aは、どこまで迅速に進められるかの検証もサブタスクに入っていたので「とにかく急ぐ」という意識でやる必要があるのだが、なんか気が付いたら時が経っていて全然時間が足りなかった。
仕事Bは、毎日の作業ではないものの多い週は月〜木の4日にスケジュールが入っていたりする。
問題は時間の足りなさだけではない。
新規案件、もっというと本来の業務はデスクワークであり、基本的にリモートワークOK。つまり、こんな暑い夏の日は外に出ず涼しい家にこもるに越したことはない。
しかし、仕事Bの対応がある日はそのために朝から出社する必要がある。
日傘がないと歩けない蒸し暑い空間で小籠包みたいになりながらのっそのっそと歩いて、電車に乗り、また歩いて汗だくでオフィスに入る。私以外の社員は皆リモートワークしてたりして誰もいないので、当然オフィスにたどり着いてもクーラーとかついてない。
つけてもすぐに涼しくなるわけじゃないので、しばらくの間は「暑すぎ!!」と嘆きながらオフィス用強力サーキュレーターの威力を最大にして眼の前に立つことで仮初の涼しさを享受することしかできない。
時差出勤で満員電車こそ避けれれるものの、出社するだけで体力ががっつり削られる。
毎日出社してる人からするとその程度でピーピー言うなよと思うかも知れないが、『人には人のキャパシティ、人には人の地獄がある』という名言を思い出そう。
さらにさらに、過去の日記でも書いているが私の睡眠の質がとてもとても悪いことの影響も受けている。
物心ついた頃からだが、日中に強い眠気に襲われて意識が遠のいて頭がガクンガクン揺れることが多い。
しかも「明日絶対に遅刻してはいけない」と思うとさらに睡眠が浅くなって悪化する。
仕事Bはなんと社外の方が来るので、オフィスに人が来るのにそんな状態(気絶しそうなほどの眠気で水飲み鳥みたいになること)になったら会社の信頼低下にも繋がるよなと思って、隙を見つけては MONSTER ENERGY を飲んでカフェインを摂取することで無理やり目を覚ますようにしていた。
するとどうだろう、朝から疲労続きなのをエナジードリンクで無視した反動が、ちょうど社外の方が帰ったあとくらいから急激に出始める。
体重が急に3倍になったみたいな重さを感じ、意識もふわふわして気が緩むと気絶しそうになり、なんかうっすら吐きそうだし心臓もドクンドクンとバスドラみたいに鳴ってるし立つことすらままならなくなる。
単に、体力がなさすぎるから。
会社全体はかなりホワイトなので「無理しないでね」という方針。なのでこんな気分になる必要はまったくないのだが、私が先日30歳になったことで「人生で一回も頑張った記憶ないし、一回くらい『自分の中での最大の労働』をやってみるか」と思ったことでさらに環境が過酷になってしまった。
そもそもの仕事がちょっと遅いのもあるのだが、仕事Aにおける社内のゆる締め切りと作業量を照らし合わせて時間が足りないだろうと判断し、逆に絶対間に合わせるために作業時間をかなり増やしてみた。ちょっと早退した日の埋め合わせという名目で土日とかにも家で作業しまくって、二週間くらい丸一日の休みを作らず働き続けた。
その間にさっきみたいな出社してエナジードリンク飲んで疲労でパッパラパーになる日が続いた。
そんで社会人としての能力も上げた方がいいかもと思って、ゲームとか全部封印してビジネス書(腹立つカタカナ語ばっかり)を読んだりもしていた。この時期に同時に。
そしたら心身がバグった。
家に帰ってから、平熱なのに高熱の日みたいに体が動かなくなった。肉体が元気になったと思ったら、気持ちが超バッドに入って心臓がビッグバン起こしそうなくらい圧縮される感覚になってすべてがつまんなくなった。
なので仕事Bがないタイミングで急に休んで、土日挟んで4連休にした。
今回の経験は、とても貴重だった。
やっぱ人間って休息がいるんだな。
趣味とかって安易に封印しないほうがいいんだな。
お客さん相手とかならともかく社内のゆる締切は無理してまで守らず、守れなかった原因を考えて対策するほうが有意義だな。
そして仕事Aと仕事Bの両立は9月末まで続くのであった。
持ってくれ、俺の体力!!!!!!!!!!!!!!!!