昨日見た夢
馴染みの場所。眼の前には両親がおり、最近実家の近くにできた建物の話をしている。どうやら「スマイル」という名前のスーパーだかホテルだかが建ったらしい。そのまま、両親と一緒に学校へ向かう。
学校には円卓があり、8人が座る想定で各椅子に対応する位置に小さなマットが置かれ、その上に1つずつマイクが置かれている。マットの色は2種類で、4席ごと、ちょうど円卓の半分ずつ色が分かれている。私は空いているテキトーな場所に座る。
奥の扉から一人の男性が現れる。この学校の校長だ(見た目は現実世界の私が働いている会社の社長)。上下真っ白のスーツを身にまとい、この場を取り仕切っている。
校長の進行中にも関わらず、私の後ろで立っている両親がずっと喋っていてうるさい。うちの両親ってこういうとこあるよな、と眉をひそめていると、校長が拍手を促した。とりあえず合わせて拍手をしていると、校長が今度は拍手のウェーブをしようと言い出した。校長が拍手し、それを聞いた隣の人が拍手を始め、ぐるっと時計回りに私の右隣の人まで拍手が回ってきたので、私も合わせて拍手をする。これが何かはどうでもいい。きっとそういうものなのだろう。
次に校長が話し始めたのは、学生が参加するアプリ開発イベントの話。このイベントには私もアドバイス役として参加していたが、校長が言うように素晴らしい作品が多くて良いイベントだった。
振り返って(夢特有の場面転換)、実家付近の道を真っ直ぐ歩く。すでに夕方になっており、道路もそのそばに並ぶ小さな建物たちもうっすら赤みがかっている。
少し進んでよく見ると、ガードレールの上に誰かが座っている。近づいたら、それはフースーヤの谷口だった。谷口は先述のアプリ開発イベントで、5つの簡単項目を入力して五角形のグラフを作り、その情報で他ユーザーとマッチングするアプリを作っていた。私はこれがシンプルですごくいいアプリだと思っていて、ちょうどここで会ったのをいい機会としてそのアプリを褒める。ですよね、と誇らしげに返す谷口はガードレールから降り、そのまま帰る素振りでのそっと道路へと歩いて行った。
谷口は、道路の車線の真ん中まで歩を進め、なぜかそこで止まる。
当然、思いっきり轢かれる。
どういう意味?
そう連呼した。
「え、どういう意味? どういう意味? どういう意味? どういう意味? どういう意味?」
即座に警察に連絡しようとする。が、谷口はすぐ起き上がる。なんか笑っている。
私が驚いて固まっていると、轢いた車の運転手が降りてくる。呂律も回ってないし千鳥足だし顔も真っ赤で、誰が見ても明らかなくらいかなり酔っている。その運転手がなぜか私に殴りかかってくる。手に持っていた傘を使ってそれをかわすと、運転手は私の背後にあった下水につながる深い穴へと落下していった。
なんか色々やばい状況が続いているので再度警察に掛けようとするも、一向に繋がらない。痺れを切らして今度は救急に連絡。繋がるまでの間、準備として事故現場を伝えるために周囲を見渡すと、赤い背景に白い文字で「スマイル」と書いてある立て看板が見えた。さっき両親が言ってたやつだ。
救急に繋がり、現状を報告する。
「今〇〇町のスマイルってお店の近くで人が川に落ちて、さっき先に警察に電話したんですけど繋がらなかったので救急に連絡しました」
「あー、大丈夫ですよ」
救急の人は、落ちた人が這い上がって来れると思ってるのかも知れない。でも酔ってるから多分無理だろう。それも伝えなきゃ。
「あ、すみません、その人酔ってまして」
「大丈夫ですよ」
「え、多分死にますよ」
「んーまあ流されるんで大丈夫じゃないですかね(笑)」
私が落としたと考えられなくもないという罪悪感に苛まれながら、でもまあ救急の人が言うなら、と納得しかけた矢先、救急の人が低い声になる。
「でもそのことをもし警察に言わなかったら……」
と言われて急に怖くなった私は、相手の続きの言葉に被せるように
「あなt「チャーハンが」」
「こn「美味くなるってことー!?」」
「s「キャーーー!ピッコピー!(裏声)」」
と叫んで、そのまま電話を切る。
そして、街中に響くくらいのさらに大きい声量で腹の底から咆哮する。
「なんて最悪な町なんだーーーーーーーーー!(裏声)」
その叫んだ威力はあまりにも強力で、町の建物はすべてぶっ飛んで崩壊した。
地球の自転もとてつもなく早くなり、昼と夜とを高速で繰り返した。
自分の中に溜まったエネルギーをすべて出し切るような清々しい感覚になったところで、目が覚めた。
俺の精神世界、大丈夫???